2018.11.30

アレルギーに苦しむ子供たち。家も大きな原因です。

住まいと疾患

現在、国民の3人に1人がアレルギー性疾患を持つといわれており、その数は年々増加の一途をたどっています。アレルギーによって引き起こされる疾患は多種多様で、住環境が原因と思われるものは、ぜん息やアトピー性皮膚炎などがあります。

 

中でも小児ぜんそくの子供の数は、急増しておりそのほとんどの子供がダニに対するアレルギーを持っています。ぜんそく発作の主な原因は、室内のダニの糞や死骸、ペットのフケ、カビなどによるアレルギー反応です。

 

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症状が重い場合は、呼吸不全をきたし、命の危険にかかわることもあるのです。近年、高気密、高断熱の住まいが主流となり、エアコンで年中快適な温度を保っていますが、ビニールクロスや合板で囲まれた室内は、湿度調整が難しくなり結露が発生しやすくなります。この結露がカビやダニの温床となるのです。カビは、水を使う場所以外にも、換気しにくい押入れや家具の裏側でも発生します。上の絵をご参考に、一度室内をチェックすることをお奨め致します。

 

東京都福祉保健局のウェブサイトに、カビやダニの対策や居住環境を健康に保つ指針があります。ご参考下さい。

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