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子供の生きる力を育む[場]作りの達人たち

「サンサポートオカヤマ」-豪雨災害時に立ち上がったママたち(1)

2019.06.19

 

皆様こんにちは。

 

 

「子供の生きる力を育む『場』作りの達人たち」。今回から、平成30年7月に西日本を襲った豪雨の後、岡山県内各地で被災した子育て中のママたちが困っていたことを、すばやくサポートするために立ち上がった、ママたちによる団体「サンサポートオカヤマ」代表ボウズ満恵さんをご紹介したいと思います。

 

 

サンサポートオカヤ代表 ボウズ満恵さん

 

 

「晴れの国おかやま」と長年言われ続けていた岡山県。地震も少ないことから、県民はついつい「自然災害が怖いのはわかるけど…ここは大丈夫」と、思ってしまいがちでした。

 

 

 

 

東日本大震災後、岡山県でも復興支援ボランティアとして各地に赴く、もしくは心を寄せる方がたくさんいました。防災教育も増えましたし、避難訓練も増えました。それでも、やっぱり「岡山県は大丈夫」と思ってしまっていたことは、否めなかったことでしょう。

 

 

 

しかし昨年7月、今まで岡山県民が体験したことがないような豪雨、そして大災害…。辛いこともたくさんありましたが、災害にあい初めて分かる「人と人とのつながり力」。岡山県にもこんな「つながり力」があったのか、と感じた方も多かったと思います。

 

 

さて、皆様は「災害弱者」という言葉をご存知でしょうか。災害弱者とは、災害時、自力での避難が通常の者より難しく、避難行動に支援を要する人々のことを指します。要配慮者とも言います。

 

 

災害弱者の具体例として、障害や傷病がある人、体力の衰えや認知症がある高齢者、また日本語がわからない外国人や土地勘がない旅行者も含まれます。

 

 

そして、忘れてはならないのが妊婦さんであり、乳幼児や子どもたち。つまり、災害があったとき「子育て中のママたちの負担は相当大きい」ということは認識しておかないといけません。

 

 

そして、そんなママ自身も、「みんな大変だし私は若いから、少しくらい我慢すれば」ではなく、「私も災害弱者なんだ」と思えると、少しは気が楽になれるかもしれません。

 

 

 

ボウズ満恵さんは2児のママ。昨年の7月6日朝、あまりにも雨が激しく降っていたので、子どもたちの登校に付き添いました。ガードレールのない用水路から水が溢れ、危険な状態の中(ほかの地域の子どもたちは大丈夫なのかな)と、思っていたところ、友だちから「真備(倉敷市真備町、西日本豪雨被害が甚大だった地域)にいる友だちが大変な目に遭っている」とのメッセージが。

 

 

「なんとかしてあげたい!」と思いつつも、雨は激しくなるばかり。我が子たちの安全も確保しないといけない。そんな思いの中、真備地区では7日の夜中、明け方と次々と河川の堤防が決壊、町内の約3割が浸水。友だちの友だちも避難所に逃げたことを知りました。

 

 

災害の少ないこの地で、まさかこんなことになるなんて。自分と同じように子育てをしているママたちが、大変な目に遭っている。今は被災地に行けないけど、自宅にいながらでも助けられることがあるのでは。

 

 

そんな気持ちに押されるまま、ママ友3人で「サンサポートオカヤマ」を立ち上げました。私は、その活動を「被災地支援に取り組む人と組織の交流セミナー」で知りました。災害が起きたとき、誰だって「なんとかしてあげたい」という思いはあるものの、ママたちは「今は子育て中だから、被災地支援ができない」と自己嫌悪や無力感に襲われがちですよね。

 

 

 

でも、「サンサポートオカヤマ」の活動から、「自分たちの現状や今できることに目を向けられたら、こんなに的確で強力なサポートができるのか。」ということが分かりました。

 

 

 

次回、ボウズ満恵さんに「子育て中のママだからできる被災地支援」、そして「被災していても、災害弱者でも、子育て中のママだからこそできたこと」をお伺いしたいと思います。