2018.11.10

子育て住まいの最大のテーマはママ負担の軽減です

子育てと住まいの設計

子供は「こんなことができた!」という事実を、親に報告したがることが多いですよね。心理学では承認欲求と言うそうで、子育てにおいてはとても重要な要素みたいです。そこで、この親子の関わり合いを意識した住まいは、どうあるべきか。突き詰めるとそれは結局、ママのストレスを限りなく減らす工夫を施した住まいなのではないかと思います。

 

幼い子供と接触時間の長いママさんは、常にベストの状態でお子様に対応できるはずはありません。日常の家事や仕事に追われ、精神的にも肉体的にも疲れているときもあるでしょう。だから教科書に書いてあるような、子供へのあるべき対応を常にやれ、というのも無理な話。だからこそ、住まいの工夫により、なるべくストレスから解放することを重視すべきだと思うのです。ストレスからできるだけ解放された状態が長いほど、お子様へまっすぐ向き合い易いと思うのです。

・ 家事動線をしっかりとシミュレーションすること。
・ 家全体を、健康的で心地よい空間とすること。
・ 自分自身が癒される場所をしっかりと確保すること。

大きくは、この3点を軸に設計を考えると良いと思います。
実際の設計打ち合わせでも、この3点は重点項目として進めています。

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