「アートの島」として人気の高い、香川県の直島へ行ってきました。
欧米人のツーリストが多くて、逆に、日本人の方が少ないくらいでした!
この直島、島内のあちこちにアート作品が点在しています。フェリーで港に到着するとすぐに草間彌生さんのカボチャがお出迎え。
バスもこの通り!
地中美術館、ANDO MUSEUM、リー・ウーファン美術館、ベネッセハウス、南寺、小さな島にもかかわらず見どころ満載。安藤忠雄建築巡りも楽しめます。
世界中からアートを楽しみに人が訪れる小さな島。今年は瀬戸内芸術祭も開催されます。機会があればまた行ってみたいです。
翌日は、お隣の小豆島へフェリーを乗り継ぎ上陸。
小豆島といえばオリーブ、二十四の瞳、それからそうめんやお醤油も有名です。オリーブ公園には姉妹都市ギリシャミロス島を思わせる美しいギリシャ風車のある絶景の丘がありました。
ここでは、「魔法のホウキ」を借りて魔女の宅急便のキキになりきった写真が撮れるスポットとして大変人気があります。
二十四の瞳の舞台となった「岬の分教場」は明治35年(1902)に建築され、昭和46年(1971)まで実際に使用された小学校です。当時のままのオルガンや子供たちの作品なども残っており、全国から教員・教員を目指す学生も訪れ、寄せ書きを残していました。
今回楽しみにしていた「マルキン醤油醸造蔵」は明治40年(1907)に建築され、国の有形文化財に指定されています。漆喰と焼杉の美しいコントラストの外壁です。
自然の素材で作られた建物は時代を経て一層その佇まいに品格を感じます。杉で作られた木桶が並ぶ醸造蔵の柱や梁には年月を経て発酵に適したよい菌だけが残り、人為的な温度調整や微生物の添加をすることなく約1年かけて発酵・熟成させるそうです。
名物のしょうゆソフトクリームは塩キャラメルのような風味でとってもおいしかったです。
(新庄)